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LogicoolのM570は超オススメ。入門トラックボールをご紹介。

M570

LogicoolのM570トラックボールは多くの人に選ばれ、高い評価を得ています。当記事ではなぜM570が選ばれるのか、型番の違い、良い点、弱点、口コミを紹介しています。

この記事を見に来られた方はすでにM570の購入を検討されている方が多いかと思いますので、はじめに結論を言ってしまいますと、

初めてのトラックボールはM570が最適です。

理由は超オーソドックスで、コスパがよく、実績・評価を多く積んでいるからです。
つまり、間違いがない、失敗確率が低い、ということです。

トラックボールを使ったことがない人はどれにするか迷うかもしれません。上位機種やバリエーションが豊富だからです。

しかし初めに選ぶならM570が良いです。

私はM570を4年間フルに使い倒しています。

その間、いくつかのトラックボールを試しましたが、結局M570を使用し続けています。そして5年目の今でも現役です。

私だけでなく大手の通販サイトの評価も高く、レビュー数も圧倒的に多いです。

記事内では何故M570が多くの人に選ばれるのか、私が使い続けるのか、その理由を詳細に書いていきます。

この記事があなたの参考になれば幸いです。

そもそも、トラックボールが何かよくわからない方は先にこちらの記事が良いかもしれません。↓

M570とM570t、SW-M570に違いはあるのか。

まず型番ごとの違いについて。

M570シリーズを調べると、微妙に違う型番が出てくると思いますが、それぞれの機能面に違いはありません。大きさや形も同じ。ロゴデザインが少し違います。

ただ大きく違うのが、保証期間の長さです。

型番保証期間
M5703年間
M570t3年間
SW-M5701年間

SW-M570は最新型番ですが保証期間が短くなってしまいました。

機能面に違いはありませんので、こだわりがなければM570かM570tを選びましょう。

保証期間が長いのはめちゃくちゃ大きいです。

LogicoolのM570はなぜ選ばれるのか。

本題です。まずM570の特徴を簡単に紹介します。

  • ワイヤレス駆動。独自規格のUnifyingレシーバーで他機器の干渉を受けない。
  • 単3乾電池1本で1年半持つ。充電池でも半年は持ちます。
  • 専用ドライバーで細かな設定ができる。(ポインティング速度変更、スクロール量変更、etc…)
  • 割当ボタンが2つある。デフォルトは進む、戻るボタン。これもドライバーで簡単設定。
  • 掃除が必要。でも30秒で終わる。
  • Windows、MacどちらのOSでも使える。

大体こんな感じです。

設定に関してはかなり細かくできるので、使用感はかなり良いです。
他のメーカー製品では設定ドライバーさえないものもあるので、嬉しいですね。

総合点が高い。コスパが良い。

そもそもトラックボールは通常のマウスよりも精密な設計が必要であるため、製品品質がまちまちです。良くないものは本当に良くないです。

上でも少し触れていますが、M570は設定ドライバーがあることにより、自分専用のカスタマイズができます。

これにより操作性が大幅に上がり、世間的に言われるトラックボールの「細かい動きが苦手」という弱点を克服できます。

いちばん大事なトラックボールの動きもトップクラスの滑らかさで、使用感は抜群です。

正直、予算を設けなければこれより評価の高い製品はいくつかありますが、この価格で高品質のトラックボールは他にあまりないです。

初めてのトラックボールなら予算は掛けたくない、失敗したくない、というのが当たり前の考えだと思います。

総合点が高い。コスパが良い。

これこそがM570が多くの人に選ばれる最大の理由です。

保証期間が長い。M570、M570tは3年保証

これってガジェットを買う上でめちゃくちゃ重要ですよね。

M570、M570tは3年の保証がついています。

しかし最新型番のSW-M570は1年と短くなりました。

中身に変わりがないので、保証の長いM570かM570tを買うと良いでしょう。

注意点として、並行輸入品は保証がつかないので、国内正規品を購入するようにしてください。

Logicoolの保証は壊れたデバイスをこちらから送る必要はなく、新しいものを送ってくれます。

サポートは公式ページから簡単に申請できますし、いくつかのやり取りの後、1週間ほどで新しいものを受け取れます。

保証を適用するには購入明細が必要になりますので、明細はちゃんと保管してください。
通販で購入すれば、購入履歴が残りますので、心配ありません。

この保証内容は評価して良い点です。

初心者には親指操作がおすすめ


トラックボールには指や手のひらでボールをコントロールするもの、中には飛行機の操縦機っぽい形状のものまであったりします。

よくわかんないし、なにを選べばいいの?って感じだと思います。

今まで一般的なマウスを使ってきたのであれば、同じ感覚で操作できる親指操作のトラックボールがおすすめです。

いきなり変わり種に手を出すと、失敗する可能性があります。

M570は超オーソドックスなトラックボールなので、合わない可能性は低いです。
それでも最初の数日は慣れが必要ですよ。

Unifyingレシーバーが優秀

unifying

M570をPCで操作する際、USBポートにUnifyingレシーバーを挿します。

Bluetooth接続のワイヤレスマウスはWiFiや他の同周波数機器(2.4GHz帯)の干渉を受けることがあります。

近くで電子レンジを使うと操作不能になってしまうこともあります。

UnifyingレシーバーはLogicoolの独自開発で他機器の干渉を受けないようになっています。

ワイヤレスは有線と遜色なく機能することが必須なので、この点は大きな強みと言えます。

他にもUnifyingレシーバー対応製品(キーボードなど)を持っていれば、USBポート1つで複数のデバイスをPCにつなぐこともできるので便利です。

最近のPC(Macなど)はUSBポートが少ない傾向ので、とても重宝します。

M570の弱点

M570の弱点

良いところばかり並べても説得力はありませんので、M570のもう少しなところも紹介します。

ゲーミング用途には分が悪い。

M570は素早く細かい動きには向きません。

指でボールを回して操作するため、FPS、TPSなど広範囲に細かくポインティングしなければいけないゲームにはトラックボールは難しいでしょう。

ゲーミング用にはゲーミングマウスが最適です。

掃除が必要

ボールを回す性質上、ゴミが入り込み動きが遅くなるので2、3周間に一度、ボールを取って掃除します。

ですが、この作業は30秒もかからず終わりますので、大した弱点ではありません。
通常マウスのセンサー部分の掃除と一緒です。

チャタリングが起きる事がある。

私のデバイスには無縁ですが、個体によっては1~3年ほど使っているとチャタリングが起きるケースがあるようです。

チャタリングとは正常なクリック操作ができなくなることです。

シングルクリックがダブルクリックになったり、ドラッグアンドドロップが正常にできなかったりします。

これは大きな問題になりえますが、故障が起きたときのための長期保証です。
長期保証を生かして、新しいものに変えてもらえます。

口コミを紹介

ここまでは私の使用感を書きましたが、他の方の感想も紹介します。

操作に慣れが必要だったが、慣れると以前のマウスには戻れない。

引用:kakaku.com

引用:kakaku.com

普通のマウスを使っていて手首や肩の痛みに悩んでいたので、手を動かさなくいいM570を購入しました。悩んでいた痛みも治まりました。

引用:amazon.co.jp

引用:amazon.co.jp

イラストレーターやフォトショップ、デュアルモニターのポイント移動はマウスのほうがやりやすいかも。手首を動かさなくてもいいのは利点。

引用:amazon.co.jp

引用:amazon.co.jp

リピート購入しました。これに慣れたら他のを使えない。

引用:rakuten.co.jp

引用:rakuten.co.jp

終わりに

トラックボールは通常のマウスよりも手首や肩に負担が少なく、長時間作業にも向きます。

種類がたくさんあるので、どれにするか迷われるかと思いますが、初めてのトラックボールはやはりM570が最適です。

この記事があなたにとって有用で、トラックボールマウスが魅力的に映っていればとても嬉しいです。

記事内画像出典:logicool.co.jp